ひょんなことから、私のバイト生活は始まりました。
最初は、ついていくのが精いっぱいだった…
面接もなければ説明もなく、行った当日から働かされて、指導されて、指摘されて…
初日は本当に疲れました。
思わず自分にケーキをご馳走してあげちゃったくらい。
そして、その後も数回、どうやって生徒たちを勉強に集中させたらいいか
ずっと悩みながら、答えも出ずに時間が過ぎることがありました。
やっと、慣れてきた。
やっと、輝く自分を出せる場になってきた。
子どもたちも、やっと私に慣れてくれた。
名前も、少しずつだけど、どんどん覚えていってる。
毎回思うのは、私やっぱり子どもが好きだ。
駄々を捏ねる子どもは大変だけど、それでも、子どもって可愛い。
素直で、すごく可愛い。
わからないと、質問に来る子。
先生や他の子にちょっかいを出す子。
独りで、一生懸命教室分をやる子。
学校であったことや、家であったことを話してくれる子。
英語の発音を、質問しに来てくれる子。
先生英語うまいね!って、言ってくれる子。
笑顔で、こんにちは!って教室に入って来る子たち。
最初は泣いていても、最後は笑ってさようなら!が言える子たち。
みんなみんな、個性があって、すごく可愛い。
一週間に、たった一日だけの就労。
お金は、もちろん入らない。
でも、お金以上に大切で、あたたかい何かを
私は毎回もらっている気がするのです。
今のバイト、始めて本当によかった。
今のバイトを通して、大好きな子どもたちに出会えて、本当によかった。
人生、そんなに辛いことばかりでもないんだよね。
苦しいことのその先には、必ず嬉しいことが待っている。
そうだ、昔からずっとそうだったよね。
小学生のときも、中学のときも
高校になっても、そうだったよね。
元気出して、生きていこう。
もうすぐ、お兄ちゃんの日。
今日、鶴折ろうかな。
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