思うことが、たくさん。
ありすぎて、ことばにならない。
私は、やっぱり、まだまだなのです。
今の状態で、満足すべきではない。
ことばにならない、この感動。
昭和という、
なぜだか私をくすぐる時代。
それを時代設定とした舞台。
そして、
洗練された、美しい歌声。
伝えたいものが、
ちゃんと伝わってくる。
斉唱が、一番難しいことを
私はよく知っている。
終始、涙が止まらなかった。
涙腺が、突然緩んだ。
突然やってきた、短調に。
気がついたら、涙はすでに
はらり、と
ほおを伝って、
膝上で組んだ手に落ちていた。
昭和。
ふたつの顔を持つ、時代。
私の知らない、戦前の昭和。
知らないのに、
なんだか、懐かしさを感じたのは
きっと、
演じている彼ら彼女ら自身が
その時代をよく理解して、
それを伝えようと
努力していたからなのだと思う。
合唱は、芸術だ。
歌は、ひとつの芸術作品だ。
見るもの聴くものはそれを愛でるためにそこにいる...。
そのことを見失った演奏など、
聴衆を無視した演奏など、
無意味に等しい。
私は間違っていなかった。
それだけは、確信することができた。
できれば、この機に
また、始めたい。
歌のある日々を。
先生に誘っていただいて、本当によかった...。
歌を、うたっていて、本当によかった...。
歌をとおせば、いつなんどきも
こんなに素敵な出会いが、あるんだもの。
特別演奏会メイン合唱団のみなさん、お疲れさまでした。
感動と、涙と、笑いと、学びを、ありがとう。
私も、がんばろう...めげずに、頑張ろう。
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