そういえばれびゅーって、あんまり書いたことなかったけど。
ちょっと今回感じたこれは憤りにも近いので、
将来のロックンガールが合唱で二度と悩まないように、
感想を書いておこうと思います。あと自分の反省点について。
別に元所属団体を中傷するつもりは全くありません。
だけど(もし私の所属団体で見ている人がいたら)、
美しい譜面を美しい音声に変えるには努力を怠ってはならないこと、
それから、美しい音楽は美しく表現される権利があることだけは、わかってほしいです。
ただ、楽しむだけならば、定期演奏会なんて開かないでほしいです。
自己満足のための発表ほど、聴衆がうんざりするものはありません。
そんなの、自分たちで音楽室でピアノを囲んで歌ってればいいんです。
私は中学時代それで十分楽しみました。
中学が好きでなかった私の唯一の楽しみでした。
でも、コンクール前はやっぱり厳しい練習を重ねて、時には泣くこともあって、そしてみんなで美しい音楽をつくり上げていきました。
美しい歌を聴衆と共有しようとするのが演奏会の意義だと思います。
歌は古くから、伝統を継承するため、美しいものを後世に伝えるために使われてきた立派な芸術です。
それを汚く歪めて、さらには聴衆と共有する気が一切ないなど、演奏者の恥だと思います。
と、前置きが長くなりましたが。
わかってくれなくてもいいんです。わかってくれる人は居るんで。
第一ステージ
・一曲目
めーーーーーーーーーっちゃ日本語英語の発音じゃん!(`□´)
子音立ってないし、thの発音も、あれだけ説明したのに…否、説明しようとしたのに…
こんなのネイティヴに聴いてほしくないです。
あと、brought me safe thus farが変なところで切れてる。
意味のかたまりをちゃんと考えられてないしるし。
みんな同じところで息継ぎしてる。
まあ私も当日まさかの息切れで息継ぎしてしまったわけですが、まさかみんな同じところで吸っているとは…orz
そしてハモってる部分が皆無だ…
テナーの胸声が嫌というほど耳障りだ。
ソプラノ・アルト、音量のコントロールができてなくて主旋律が埋もれてる。
自分の反省点:
子音の立ちが足りない。まあみんなにかき消されてるんですけどね。
それでもまだまだです。後ろの子音はやりすぎなくらい立てないと聞こえないからね。
あと、所謂スタンダードな合唱用英語の母音が聞こえない。
まあやっぱり開口度が高くて美しい日本語の5母音のほうが聞こえちゃいますからね。
そして高音はやっぱり汚いなぁ(´_`)とくにpのときのオクターブ上のEより高い音。
・二曲目
ラテン語の語末のeの発音は「エ」じゃない!ヨーロッパ出身の先生にあんなに注意されたのに。
あとuの発音。日本語の「う」とは違うんですよ。
この曲は完成度が高かったですが、そのぶん注意が足りずに単調になってしまっているような気がします。
私はこの曲は自棄になって自分がアメリカで習ったラテン語の発音を押し通したので、自分と周りの発音がまったく違って自分ひとり浮いて聞こえます。
uの発音についてはベースの一部と同調してましたが。
・三曲目
「hu」のhの子音。やっぱり聞かせるのは難しいですね。極力注意を払って、やっぱりやりすぎなほど発音しないと。
もう少し音量あってもよかったのでは?
この曲は確かmfが最大だったので、、mfにあわせて音量をコントロールしていればソプラノが苦しむこともなかったのでは。
自分の反省点:
油断しているとどんどん音が下がります。悪い癖です。
・四曲目
まず、ピアノ。that pianist sacked my ass so bad.
最初から間違えるとは何事か。
伴走者選びは慎重に行なうべきだと思います。本当に。
ピアノって、歌を支えるものなのではなくて?
めっちゃ惑わされました。そして惑わされてるのが丸分かり。
こんなにうたっていて悲しくなること今までなかったです。
テナー、意味のかたまりが消えてる。音がブツブツ切れてる。
ベースからめちゃくちゃ綺麗な発音が聞こえてきます!!感激!!
クライマックス部分、歌と伴奏が著しくずれていて聴いていて非常に不快。
特にソプラノはクライマックスでかなりのエネルギーを使うので、少しゆくりにしてもらわないと死んでしまうんですよ。
…死んでました。スラーの最後の音が死んでる。
某先生に息継ぎナシ!といわれた部分がめっちゃブッツリ切れてます。
息しないと苦しいのはわかるけどカンブレにしてほしかった。悲しいです。
そして伴奏の最後の和音が違う。
楽譜がちゃんとあるのにその音が出せないのは頭に来る。
歌い手は楽譜も暗記しているのに。
あとトリルちゃんとやってほしかった。
自分の反省点:
巻き舌が聞こえません…(´_`)ちゃんと練習したのに。
これもかき消されているだけか?それとも足りないのか?
あと、肺活量が足りなくて、最後のスラーが死にそうです。
巻き舌以外の発音はアメリカで習ったときのままです。ちょっと感動。
・五曲目
伴奏の入り!Good job!!
だけどその後の歌のユニゾンが…汗
みんなして音を探ってる感じ。あたってるけど、歪んでる。
内声に地声と胸声が目立つような気がする。
スケールがしっかり演出されてないです。
fがmfみたいに聞こえる。そしてpもmfに聞こえるw
そうそう。うちの所属団体はpがへたくそです。
というかfが出ないのか。みんな。
自分の反省点:
ちょっとビブラートかけすぎ。特に高音部。
それから、母音から始まる単語の発声が今後の課題。
・六曲目
とにかくピアノが最低。もう私は何も言いません。
とにかくとにかくうたいにくくてとても不快でした。
自分のペースで進んじゃってるし。あのさ、自分の演奏会じゃないんだから。
そのため、私はこの曲が大嫌いです。『流浪』の民と同じ感じ。
ただ、合唱のほうは意外とスケールがしっかりできています。
そして男声が良い感じです~。
女声はちょっと薄い感じがしますが、男声に支えられて厚さはカバーできてます。
自分の反省点:
この曲は不快だったのでそんなに真面目にうたおうとしていませんでした。
真面目にうたったところで伴奏と合わなければ美しい歌になることはないので。
表情もめちゃくちゃきつかったと思います。
が、肺活量が足りないのと高音が出ないので最後の伸ばしが最後まで伸びていないのは気になりますね。
それから、高音になるにしたがってキンキンしてくる声も、少なくともトレーニングでどうにかなるところは矯正していきたいです。
第二ステージ
・相手グループ
発音の手助けをした甲斐があって、女声はかなり改善されています。
ただ、英語を発音しようと頑張るあまり、母音が浅くなってしまっているのが残念です。
大学生の合唱、というよりは小学生のおうた、みたいになってしまっています。
テナーの主旋律、何言ってるかわかりません。
個人的な意見ですが、英語のリズムに合わせて楽譜をちょっといじったほうが、もうちょっと英語らしく聞こえたんじゃないかな、と思います。
・自分グループ
自分の反省含め。
もう少し主旋律を大きくしてもよかったかも知れません。
優しい感じが出ていて良い感じだけど。
ソプラノ、思ったより声がまとまっていて良かった…(自分がいつも浮くので)
私、このくらいのビブラートなら許されるかも(イントロ)。
SATBのユニゾンがきたない&音が低い。
男声、ユニゾンの音、最後まで治らなかったな…orz
一番盛り上がってるところの私のリズムが一歩遅い(みんなごめん)。
オバサン化しているのか?!(:_;)
間奏のlu~はもう少しスケールをつけてもよかったかも。
鼻濁音は後輩の課題ですね~。
はじめに戻った最初の一声、◎!
「なみだ」の”み” m の発音がまだまだですね。m、下手だよね。
最後のユニゾン、微妙に音がズレてる(´_`)
一番最後のハミングは素敵にハモりました!
第三ステージ
何も言うまい。
いろいろ事情を知っているので複雑ですが、まあこれからも努力は必要でしょうね。
ふたりほどちょっと期待を寄せている後輩が居て、彼らの動き次第でいろいろ変わってくるでしょう。
第四ステージ
・一曲目
最初の「じ」の発声がもっと欲しい。
ソプラノ、かなりまとまっていて綺麗。
このとき、まだこの曲の成り立ちを知らなかったからだけど、
ちょっとフラットな感じに聞こえます。
音楽的にはかなりレベルが高いけれど、そこから何かが伝わってくるわけではない。
それは、これを伝えたい!という何かを、各人が持っていないから、だと思います。
アルトがソプ・メゾに比べてかなり小さいので、ちゃんとした3部合唱には聞こえてこないです。
・二曲目
最初の羅、ちょっとソプラノが弾けすぎちゃいました。
私、巻き舌ちょっと聞こえた(嬉々)だけど高音はキンキンしてます。
羅の後、アルト、ちょっと音低い。
多分その影響でソプ・メゾがハモってない。
ソプはいつもちょっと上ずってるかな。
この曲は女声の中で一番ハモってる曲だと思う。
子音もかなり綺麗に立っていて、何を言っているか分かるし、
聴いていて心地良いです。
転調後「おねがいしましょう~」のハモりが良い!!ヽ(´ー`)ノ
ソプアルの「ここだよ~」がもうちょっとかっちりはまったらより綺麗だったかな。
私、低い音が地声でなくてもある程度は出せるようになってる(嬉々)!
「ひ」のhが聞こえなくて「ひつじ」が「いつじ」になってる汗
メゾ、思ったよりまとまってるように聞こえるんだけどなぁ。私浮いてるのか?
最後、ソロとメインの合唱とのピッチがちょっとだけずれてて残念。
でも、ソロの子両方、とっても頑張ったと思います。お疲れさま。
・三曲目
最初の「sing」が「シング」になってる(`□´)
小学生でも♪シ~ングなんて歌わんぞ!
学指揮さんがイ母音を強調していた甲斐があってかなりtallなイになってます。
このくらいやらないとtallにならないことがわかったと思います。
アルト、やっぱり弱い。そして息漏れが聞こえるような気がする。
そして多分息漏れのせいで、子音があまり聞こえずぼやーっとしている。
サビのところのソプラノがとっても綺麗です!
・四曲目
最初のユニゾンは良い感じですね。音の乱れもあまり見られないし。
なんか私の声だけ浮いているような気がするけど…ごめんなさい。
その後、二部合唱のところ。ソプラノがぞんざいな歌い方。
フレーズを投げ捨ててる感じ。もっと息継ぎに気を遣うべきでした。
四部合唱になったすぐ後、ソプラノIのp、もうちょっと出しても良かったかも…。
そして他のパートはpとfの差があんまりないです。
終わりに近づいた長めの伸ばし、スケール失敗しました(´_`)
かってもかっても~ アルト音変。
それから一番最後のワンフレーズのソプラノ(多分私)、もう少しすかーっとした声出したかった。
・五曲目
第一声が「あたけ」になってる(´_`)
そのほかはところどころハモって綺麗。
私、4和音になるところ、音量足りない。
ピアノGooooooood!!
8分の6に行く前のクレッシェンド、よくできていると思います。
ソプラノ、もう少し子音を立てたらもっといいかも。
fがもっと欲しいなぁー。これは自分の課題でもある。
ソプラノ、「そらは今」の”そ”、音探ってる。
メゾ、伸ばしのときの音の変化、もう少し聞かせてもよかったのでは。
後半、ところどころピアノと合唱が合わないところがある。
「ちきゅうは」スラーが消えてる。ちきゅ うは に聞こえる。
これにはたぶん意味のかたまりと助詞の歌い方の問題も絡んでくると思う。
やっぱりアルトの息漏れが気になる。あと地声。
低いけどトレーニングしてほしいです。
ソプラノ、たまに伸ばしが足りない。カンブレの正しいやり方を学ぶべき。
それからたまに「エ」「イ」母音が著しく汚いときがある。
ぶつかってる音、良く逃げずに頑張ってると思います。
私、音を伸ばしているときって、興奮していて音が上ずりがち。
メゾの伸ばしている音が一音あるいは半音ずつ上がっていくこの曲ではそれが顕著に現れていた。
全部の曲に言えることだけど、やっぱり”伝えたい何か”が足りない。
迫力がない、というか。技法にこだわっている感じがして何も伝わってこない。
第五ステージ
全部の曲、一個もハモってません。悲しいことに。
・一曲目
最初の「もしも」浅いし、音が低い。
この曲は何を意味するのか、を、もう少し時間をかけて考えるべきだったと思います。
本当にフラットに聞こえる。
ア母音が汚い。非常に。
単語が、音に影響されてしまって単語本来の意味を伝えられていない。
ソプラノ、そして私、一番盛り上がるところのGがめっちゃ低い。
そして苦しそう。まあ実際苦しいのだがもっとトレーニングが必要でした。
・二曲目
私はこの曲泣きそうになっていて大変でした
最初の部分、ソプラノの息漏れが激しい。
「誰の~にも~なかった」両方汚ない。一音もハモってない。
「こわれ」のkの子音が聞こえず「おわれ」に聞こえる
単語の切れ目がわからない>魚たちの涙でいっぱい=うおたちのな みだでいっぱい
私はこの曲で伝えたいことがたくさんあって、だから感情溢れるあまり泣きそうになっていたのですが、
今聴くと何も伝わってこなくて悲しいです。
素晴らしいピアノで私たちを助けてくださった伴奏の先生にも申し訳ないです。
先生のピアノからは何かが伝わってくるから…
・三曲目
ソプラノ、全体的に低い。
そしてカンブレした後に伸ばしている音がぶれる(多分自分)。
イ母音超汚い。
これのクライマックスのGはかなり出ましたが、単語が音に影響を受けすぎて単語ではなくなっています。
発声法の見直しが必要っすね。
・四曲目
私はこの曲も泣きそうでした
女声のユニゾン、浅い。ただの小さい音。pではない。
息漏れが目立つ。
「もしも」の最初の”も”、音が篭ってる。
生きる望み~ ソプラノgood job
希望の”ぼうの”発声が小学生みたい。多分、この曲には明るすぎる。
男声ユニゾン、「に」の発声なんとかしてほしい。あと、鼻濁音。
「どんな~にも」ソプラノぞんざいかつ音が低い。
「風のなかで」の”で” 「明かりのついて」の”て” 助詞の歌い方。
この曲は割と感情表現ができていたのではと思います。
・五曲目
ピアノ…尊敬ものです。
最初の「き」いい発声。
アルト、きっちり当たっていない音が多い。
「いま~いま~」掛け合いへたくそ…ハモってないし。
「きっと」kが聞こえず「いっと」に聞こえる。Itですか?w
たまに日本語独特の浅いウ母音が気になる。
ソプラノ、低い音になった瞬間に全体に埋もれる。全員で。
低い音のトレーニングが必要です(私も)。
私、中途半端に高い音(C,D,F#とか)のとき、中学生の頃の浅い母音になる。
一番最後の伸ばし、ソプラノがだんだん上ずってるけど…これは私の声なのか?
だいぶ昔に行なわれた演奏会なので覚えてませんが…この声は私のような気がする。
・アンコール
私はこの曲のみ特別にアルトを歌わせてもらいました。
アンコールはアンコールなので、自分の反省を。
と言っても、自分も泣いていてそんなに歌っていたわけではないですが。
低音でもだいぶ胸声を使わず歌えるようになりました。
ただ、C,B♭,Bあたりになってくるとさすがに苦しいのでそこはトレーニングが必要です。
この曲は以前歌ったことはないですがとても好きな曲で、主旋は歌えるのでぜひアルトも歌えるようになりたい!と思ってワガママながらトレードさせてもらったのですが、最後の最後で良い勉強になりました。
歌詞もいいしね。
まあこんな感じです。
結構うまくいった曲もあるんです。
何に一番憤っているかというと、練習不足です。
忙しいのはみんな一緒です。体調管理も自分の責任です。
練習をたくさんしたのにこのクオリティーだったら、それは努力が伴いますから私はありだと思います。
少なくとも綺麗に歌おうという意欲はあるわけですから、次回の演奏会はよりよいものになるでしょう。
でも、みんな、練習に来ないんです。何らかの理由をこじつけて。
一回や二回じゃありません。
そんなんで、巧くなれるほうが奇跡です。
在籍中良く「ロクン先輩のようになりたいです~」と言われましたが、
私は今の私の技量を積むまでに約10年の歳月とそれに相応する努力を積み重ねたわけですよ。
目の前の私しか知らない後輩にはわからないかもしれないですが、
人はある日突然何かのエキスパートになる、なんてできないんです。
少なくとも普通の人は。私は普通の人なのでここまで来るのに大きな努力が必要でした。
もし本当に私や私の先輩方のように美しく、時に凛々しく時に優しい声を手に入れたいのなら、
ただでさえ一週間に3回しかない練習、それでも少ないくらいなのですから、全て出るべきです。
そうじゃないと先輩のようにはなれません。
私でさえまだ先輩方に追いついていないのに…。
こんなこと後輩に言う気はさらさらないですが
(だってそれができて当たり前だと思ってるから)
できれば練習を怠らずしっかり譜面を研究して美しい音楽を作っていってほしいです。
そして私も来週から独唱あるいは重唱を始めます。
いつか、どこかで、また聴衆の皆と美しい音楽を共有できるように…
今回の音源から得た反省点を参考に今後も努力を重ねます。
おーめっちゃ長くなった。
久しぶりにこんなに長い記事書いたな。サマソニレポ以来かな?笑
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