って、知ってる人います?
私が保育園のときにお母さんが買い与えて読んでくれていた、
絵本のような月刊雑誌のような本の名前なんだけど。
めばえ、とか、なんだっけ、そういう子供向けの雑誌ではなくて、
独自のキャラクターを使って、子供にモラルを教えるっていうコンセプトの本だった気がします。
ぷぅ、だけじゃなくて
保育園が斡旋していた?のかは知らないけど、
私は小さい頃、毎月一回、保育園から新しい本を貰って
るんるん気分で家に帰っていた。
お母さんと本読むの、すごく好きだった。
なんだかんだで寂しかったんだろうな、
お母さんは私が生後3ヶ月のときから仕事を再開していたから
私はじいちゃんばあちゃんに育てられたんだよね。
夜のその、本を読んでもらう瞬間だけ、お母さんは私のお母さんだった。
ろひすんのお母さんでもなくて、
弟のお母さんでもなくて、
私だけのお母さんだった。
昔から、心の暖まるお話や、ほんわかした挿絵の本が好きなのは
もしかしたら、寂しさから来ていたのかもね。
ご本を読んでいるときだけ、
私はお母さんと一緒に
本の中で探検ができたり、旅ができたりした。
本を読んでもらったあと、
お母さんと一緒にもぐる布団のなかは、
いつもほんわか、あったかかった。
そんなことを考えてしまった午前1時前。
強がっていたけど、今思い出したら寂しかったんだな。
きょうだいが増えていくたびに
お姉ちゃんだから、って
いろいろ我慢してきたけど、実は悔しかった。
だけど、その我慢や悔しさが、
今の私を作ってる。
みんなが心の中でどう思っているのかは知らないけれど、
いろんな人に、
ロックンは優しい人だよね、とか
ロックンには何でも話せるよ、とか
ロックンは今までで一番一緒に住みやすいルーミーだよ、とか
そうやって言ってもらえると
私が過去に背負っている、
私の性格を正反対にしてしまった数々の
決して楽しくはない経験が、
今の私の糧になっているんだな、と思えて
そう思えるとまた、
あの時自分で命を落とすなんて、そんな馬鹿なことしなくて
本当によかったな、
今日まで生きていてよかったな。
と思えるのです。
だから私はすまいるで居られる。
みんなが、私にすまいるをくれたんだよ。
ありがとう。
おとんをとても尊敬しています。私の人生の目標地点に、彼は居ます。
お母さんは、私が世界で一番尊敬する女の人です。お母さんの子供に生まれてきてよかった。
おじいちゃんおばあちゃんが大好きです。私に人生の意義や、生き方を導いてくれた、育ての親です。
きょうだいが大好きです。こんな私を頼ってくれる、かわいい弟妹たち。
いろいろ複雑ではあるけれど
私は私の家族にとても感謝しています。
此処まで来れたのも、家族があってこそ。
私を友達と思ってくれている、あなたが大好きです。
私は自分勝手で自由気ままで、人のことなんか全く考えずに生きてきて、
だけど、
それでは駄目なんだなって、あなたは教えてくれました。
どんどん元気になっているよ。
みんなみんなありがとう。
だけどね、気付いたんだ、
寂しがり屋さんは、治っていないよ。
だから、みんな、もう少し私のお友達で居てね。
お話、しましょう。
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